石垣昭(管理責任者)のあいさつ

 私は戦後のまだ貧しい時代を憶えています。私の父母の世代は戦争の辛い経験を乗り越え、今日の社会の礎を作ってくれました。この世代の人たちは、2,000年4月からの介護保険制度の下で一定の介護サービスを利用できるようになりました。
 数年後には、私の姉や兄貴の世代である、団塊の世代が75歳を迎え、4人に1人が75歳という超高齢社会になります。社会保障制度がいかに国民にとって大事か思い知ることができます。
 私は、憲法25条にうたわれている「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」を真に実現したいと願っています。これを社是としながら、地域包括ケアシステムの構築のために邁進していきたいと考えています。